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【夏越そうめん祭り】
日本の伝統的な季節の行事として五節句があります。
既に12月31日の年越行事は有名ですが、1年の折り返し地点である6月30日の夏越(なごし)も、日本の神道儀式の一つ。
夏越に「茅の輪くぐり」をする神社もあり、夏の行事として親しまれています。
元気に夏を乗り越えるため、無病息災を願い、みんなでそうめんを食べる習慣づけをしようと、新しい季節の行事食として広めていきたいと思っています。
【7月7日はそうめんの日】
五節句の1つ「七夕」は、夜空を飾る彦星(牽牛)と織姫の星祭りですが、7月7日七夕を「そうめんの日」と当連合会が昭和57年から定めております。
七夕には、願いを短冊に記し、竿竹にくくると祈りが届くといわれています。
ところが平安期には、健康を祈るため七夕に『そうめん』を食べたと記録があります。
それは、熱病を流行させた霊鬼神が、子供時代の好きな料理が祟りを沈めるということで、その食べ物が「『そうめん』である」といった説があるようです。
また、そうめんを白い糸に見立て「七夕に芸技(ハタ織り)が上達するよう」、そうめんを赤い糸に見立て「出会い(天の川での彦星と織姫の1年に1度のデート)がありますように」と願いをこめて食べたという説もあるようです。
ムシムシする日本の独特な夏は、食欲も減退「のど越し爽やか」なそうめんが美味しい季節。
この時期はお中元品として「長いお付き合い」の心を込めて『そうめん』を贈るといった風習もあり、様々な場面で『そうめん』が喜ばれております。
『そうめん』は日本の伝統・文化・歴史に深く根付いた食べ物。
ぜひ七夕に『そうめん』を、願いを込めてお召し上がりください☆
乾めん入門(第4版)
めんというと、関東地方以東ではまず“そば”の名が挙げられるが、そばがめんとして作られるようになったのは15世紀からのこと。さらに一般的に食べられるようになったのは江戸が文化の中心として栄えてからのこと。
めん類の歴史、乾めんの概要、原料、製法、調理法、品質と表示などを掲載。
発行 : 日本食糧新聞社
著者 : 安藤 剛久
全国乾麺協同組合連合会
価格 : 1,320円(税込)・送料別途